脳ドックBRAIN DOCK
後遺症のリスクが高い脳疾患。
多角的な検査で、脳疾患を未然に防ぎます
あらゆる生命活動を支配する脳は非常に高度な器官であり、一度疾病を発症すると、たとえ病気が回復しても、発見が遅れたことで言語が不自由になったり、身体活動に支障が出たりなど、後遺症を残すことが少なくありません。まだ周辺にダメージが拡がりにくい超急性期(発症から3時間以内)に治療を受けられたとしても、完全に機能が回復しない場合もあります。
しかし、40代では3人に1人が「かくれ脳梗塞」を発症しているとも言われるほど、実は非常に身近な病気。脳梗塞を起こして倒れてしまうと、たとえ素早く処置を受けても、高確率で後遺症が残ることがあります。
自覚症状がないからといって油断は大敵。健康なときほど検査を受け、脳疾患の発症に先手を打つことが大切なのです。
こんな人におすすめ
- 家系にくも膜下出血を患った人がいる方。病気の遺伝が気になる方
- 生活習慣病やメタボリックシンドロームが気になる方。高血圧、糖尿病のある方
- 喫煙習慣のある方
- 日頃から頭痛や不整脈のある方
- 腎臓にのう胞があると言われたことのある方
発見可能な疾病
脳疾患すべて(脳腫瘍、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血など)

MRI検査や20項目以上に及ぶ検体検査などにより、脳血管障害や脳梗塞などの危険因子を発見します
検査項目は多岐にわたり、画像検査では脳を立体的に撮影し、磁気の力を借りて脳の組織の異常を検出する「MRI」と脳や頚動脈の血管を描き出し、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や血管の狭窄の有無を調べる「MRA」を併用。複合的に調べ上げることで、脳内の異常を早期発見し、将来のリスクを軽減します。
心電図や頚動脈エコーで「かくれ脳梗塞」を明らかにします
心房細動が原因で脳梗塞を発症するリスクが高いことから、心電図の検査を実施。同様に、心臓から脳につながる左右の頚動脈が脳梗塞や心筋梗塞と深い関わりを持つことから、頚動脈超音波検査も行い、血流や血管内の様子を詳しく観察し血管内の詰まりや狭窄の程度を調べます。
血管や脳についてもアプローチ。
万一のリスクを最大限に減少させます
検体検査も充実しており、血液の状態を調べる「血液サラサラ度検査」や心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを評価する指標「Lox-index」も採用。さらに、物忘れの程度を図る「長谷川式認知症スケール」など、総合的に脳の健康状態を確認します。
心からご納得いただける治療のために「セカンドオピニオン」にも注力
セカンドオピニオンとは、現在の治療に不安や疑問をお持ちの方が「納得・安心してよりよい治療を選択する」ため、病気や治療法の理解を深めるために主治医以外の意見を求めることをいいます。選択した治療にどのようなメリット・デメリットがあるかを客観的、多角的に知るためのセカンドオピニオンは、非常に高い専門性を必要とします。当院では、必要に応じて専門医をご紹介いたします。
検査の特徴
頭部MRI/MRA検査
あらゆる角度から脳の健康状態を確認。特に、頭部MRI・頭頚部MRA検査を併用することで、 脳の異常の早期発見に努めます
頚動脈超音波検査
仰向けに寝た状態で首にゼリーを塗り、動脈硬化を診断します
CAVI検査
心臓や頚動脈が脳梗塞にも関連することから、心電図や頚動脈超音波検査も実施。複合的に脳の状態を調べます
血液検査
検体検査も充実。脳梗塞や心筋梗塞のリスクを予見する「Lox-index」や血液サラサラ度検査も採用しています
検査の種類
生理機能検査
- 心電図
- 眼底検査
- 長谷川式認知症スケール(HDS-R)
- 血管年齢検査(CAVI/ABI)
画像検査
- 頭部MRI
- 頭頚部MRA
- 頚動脈超音波
- 胸部X線
検体検査
- 血液検査(20項目)
- 血液サラサラ度検査
- 尿検査
- 動脈硬化性疾患(脳梗塞・心筋梗塞)発症リスク検査
(LOX-index・Metabo Chart)
診察
- 内科診察
栄養指導
- 管理栄養士による栄養指導

※海外居住者の外国籍の方は、料金が異なりますのでお問い合わせください。
検査オプションランキング
検査の流れ
お着替えいただきます
※受付から検査終了までのお時間は約2時間30分ほどです
よくある質問
- どんな病気が見つかりますか?
- 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
- 一年前に脳ドックを受けました。検査結果も問題なく、現在も特に気になることはないのですが、受診したほうが良いですか?
- 脳ドックに限らず、病気はいつ発症するかわかりません。早期発見が大切ですので年に一度の人間ドックの受診をお勧めいたします。
- 所要時間はどれくらいですか?
- 約2時間30分です。
