がんドックCANCER DOCK
脳・肺・胃・大腸・生殖器など、
全身のがんをくまなく調べます
現在、日本では一生のうち2人に1人ががんになる可能性があると言われています。そのうち、がんで亡くなる可能性は16〜25%。がんは決して遠い存在にある病気ではありません。
生活習慣を見直したり、健康的な生活を意識したりすることで、ある程度がんを予防することは可能です。しかし、どんなに健康な人でも毎日、体内ではがん細胞の芽が育っており、100%がんを防ぐことはできません。
そのために必要なのは、できるだけ早くがんの芽を見つけること。がんは全身のあらゆる部位で発生する可能性があるため、全身をくまなく検査することが肝心です。
2018年の罹患数(全国推計値)が多い部分は順に
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 胃 | 大腸 | 肺 | 前立腺 | 肝臓 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 胃 | 肺 | 子宮 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位 |
男女計 | 大腸 | 胃 | 肺 | 乳房(女性) | 前立腺 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸17位 |
※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
こんな人におすすめ
- 家系にがんを患った人がいる方。病気の遺伝が気になる方
- これからも健康でいたい、働きざかりの年代の方
- 一度のドックで全身のがんを調べたい方

画像解析で見る腫瘍
胸部CTで見る腫瘍

罹患率の高いがんをくまなく検査します
当院の「がんドック」では、全身のあらゆるがんをくまなくチェック。「脳のがん(脳腫瘍)」をはじめ、「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「子宮・卵巣がん」「乳がん」「前立腺がん」などを同時に調べることができます。
高性能の検査機器で、身体への負担を最小限におさえます
近年、急速に罹患率が増大している大腸がんでは、従来の50~75%も少ない低線量被ばくのCTを使用した「大腸3D-CT」検査を行っています。内視鏡検査のように大量の下剤を飲む必要がなく、検査の所要時間もわずか20分程度。“仮想大腸内視鏡検査”と呼ばれるほど、非常にクリアな画像で3次元的に診断でき、大腸の全体像や病変の形状を正確に把握することが可能です。「大腸3D-CT」検査は、高い読影技術と専門性が必要です。
頭部から骨盤内までMRI検査を実施。不安の芽を摘み取ります
脳を立体的に撮影し、脳組織の異常を検出する「頭部MRI」と脳全体の血管を描き出す「頭頚部MRA」を併用することで脳内に潜む異常を早期に見極めます。さらに、女性のがんで罹患率の高い乳がんや子宮がんを早期に発見するため、骨盤内MRI検査やマンモグラフィや乳腺・経膣超音波検査など婦人科検査も実施。頭からつま先まで、くまなく“がんの芽”を摘み取ります。
検査の特徴
頭部MRI/MRA検査
脳から生殖器にいたるまで、全身のあらゆるがんを検査することができます
大腸3D-CT検査
大腸検査は、検査時間が短く身体に負担の少ない大腸3D-CTを採用
血液検査
CTや脳組織の異常を検出する頭部MRIなどの画像検査に加え、がんに特化した検体検査(腫瘍マーカー)で、全身の“がん”をチェックします
胃部内視鏡検査
食道から胃・十二指腸まで観察。極細経のスコープ(オリンパス社製)を使用します
骨盤内MRI検査
磁気を用いて骨盤内を連続的に撮影。骨盤内のがんを調べる有効な検査です
ピロリ菌検査
胃がんの最大の危険因子であるピロリ菌。尿や便を採取して検査を行います
検査の種類
検体検査
- 血液検査(20項目、腫瘍マーカー含む)
- 血液サラサラ度検査
- 尿検査(尿細胞診含む)
- 子宮頸部細胞診
- ピロリ菌検査
画像検査
- 腹部超音波検査
- 胃内視鏡検査
- 骨盤内MRI検査
- 大腸検査(大腸3D-CT)
- CT(頚・胸・腹部)
婦人科検査(※女性のみ)
- 乳腺・経膣超音波検査
- マンモグラフィ
- 内診
- 乳房触診
診察
- 問診

※海外居住者の外国籍の方は、料金が異なりますのでお問い合わせください。
検査の流れ
お着替えいただきます
お着替えいただきます
(CTor内視鏡のいずれか選択)を実施
※受付から検査終了までのお時間は1日目は約3時間、2日目は約3~7時間ほどです
よくある質問
- 全身のがんを検査できますか?
- 定期健康診断では行わないような、がんの早期発見に特化したドック内容となっております。腫瘍マーカーを含む20項目の採血からも、各部位におけるがんの早期発見の手がかりをつかむことができます。
- 家系にがんで亡くなった人がいます。
- 特にがん(悪性新生物)は年齢に関係なくすべての人が対象となるものですが、家族歴にがんで亡くなった方がいらっしゃる場合、家族間で同じような病気になる確率は高いと思われます。そのため家族歴でがん家系の方は一度しっかり専門の検査を受けることをお勧めいたします。
- 所要時間はどれくらいですか?
- 1日目約3時間
2日目約3~7時間です。
