Tokyo International Clinic

ピロリ菌除去治療H.PYLOLI REMOVAL TREATMENT

ピロリ菌除去治療

ヘリコバクターピロリ菌に対する除菌治療

  • ピロリ菌は慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍の原因となるだけでなく、胃がんの原因としても近年注目されています。
  • ピロリ菌は、免疫機能が十分に発達していない5歳くらいまでに経口摂取より感染します。
  • ピロリ菌の除菌治療とは、1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」と2種類の「抗菌薬」を1日2回、7日間程度服用していただく治療です。

ピロリ菌とは?

ピロリ菌の除菌治療とは1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」と2種類の「抗菌薬」を1日2回、7日間服用していただく治療です。
ピロリ菌とは?

ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ菌)は胃の粘膜に生息している3-5μm程度の細菌です。
らせん形の菌体に数本の鞭毛がついた構造をしています。

1982年に発見され、その後の研究から胃の様々な病気に関係していることが明らかになってきました。ピロリ菌は免疫機能が十分に発達していない5歳くらいまでに経口摂取(口移しや井戸水など)により感染します。

昭和30年以前に生まれた世代では約80%に感染していると報告されています。

ピロリ菌除去治療とは

ピロリ菌除去治療とは

ピロリ菌は慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍の原因となるだけでなく、胃がんの原因としても近年注目されています。日本ヘリコバクター学会は、ピロリ菌に感染している場合は、ピロリ菌により引き起こされている病気の有無にかかわらず除菌するように強く勧めています。
除菌によって、病気の治療ができるだけではなく、予防にもなりますし、感染経路や新たな感染を抑制することができるからです。

東京国際クリニックでは、ピロリ菌陽性者・除菌難治の方を対象として保険診療および自由診療(自費治療)を実施しています。
胃・十二指腸潰瘍の経験がある方、慢性胃炎(萎縮性胃炎)を指摘されたことがある方、ご家族に胃・十二指腸潰瘍や胃癌になった方はお早目にピロリ菌検査と上部胃部内視鏡検査を受診されることをお薦めします。ピロリ菌が陽性の場合、除菌治療を早く行えば行うほど将来の胃の病気のリスクを減らすことができます。
当院では積極的にピロリ菌の診断・治療を行っております。ご心配な方はお気軽にご相談ください。

ヘリコバクターピロリ菌に対する除菌治療

ペニシリン系の抗生剤(ビクシリン、サワシリン、アモリン、パセトシン、ユナシン、オーグメンチンなど)で過去にアレルギー反応が出た経験がある方は必ずその旨をお伝えください。自費治療になりますが、当院ではペニシリン・アレルギーがある方でも、ペニシリン以外の抗生剤を用いて除菌治療を行っています。

Q&A

除菌治療に副作用はありますか?

抗生剤を多めに服用するために、副作用がおこり得ることをご了承ください。除菌治療に先立ちまして、医師が詳しく説明を致します。
頻度の多い副作用として下痢・軟便があります。副作用を軽減するために当院の自費治療では整腸剤を処方しています。
その他に、頻度が比較的多い副作用として味覚異常がありますが、除菌治療終了後には症状が改善すると報告されています。

除菌の判定は?

ピロリ菌の除菌が成功したか否かの判定は除菌治療を受けてから約2~3か月後に行います。
除菌判定で、上部消化管内視鏡を受けていただく必要はありません。便中抗原測定法あるいは尿素呼気試験(絶食でご来院いただく必要性があります)で行います。
除菌治療は必ずしも成功するわけではありませんので、きちんと除菌の判定を行うことが重要です。

除菌の判定は?

除菌が成功した場合、胃の病気にかかるリスクは低減しますが、ゼロになるわけではありません。必ず定期的に上部消化管内視鏡を受診してください。

ピロリ菌の感染が判明した場合

 お申し込み・お問い合わせ先  (月~金、土曜日 9:00~17:45)  03-5220-3377
 お申し込み・お問い合わせ先  (月~金、土曜日 9:00~17:45)  03-5220-3377

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