大腸3D−CT検査COLON 3D-CT EXAMINATION
死亡率増加の大腸がん。
CTで身体に負担が少ない検査を
こんな人におすすめ
- 大量の下剤を飲むことに抵抗がある方
- 大腸検査を受診したことがない方
- 当日の検査時間をできるだけ短くしたい方
- 内視鏡検査に抵抗がある方
- 開腹手術後で腹部の癒着があり、内視鏡検査が受けられない方
発見可能な疾病
大腸ポリープ、大腸がん、腹部系の疾病など死亡数急増中の大腸がんに、開院当初から注力
検査時間の短いCT検査で病変を的確に発見
がんの診断のうち、2018年では約15万2000件ともっとも多いのが大腸がんです。ここ数年、男女ともに罹患数が急激に増加。その伸びは、他のがんを大きく上回っています。
さらに、死亡数をみると大腸がんは肺がんに続いて第2位。発症数同様、大腸がんによる死亡数も急上昇しています(国立がん研究センター調べ)。
大腸がんの死亡数が増加している要因は、初期症状が乏しいがため、検査のタイミングが遅れてしまうことが。また、内視鏡検査に苦手意識を持っている人が多いことも発見が遅れる理由のひとつです。
こうした状況を踏まえ、東京国際クリニックでは開院当初よりCTを使った検査に注力しています。
大腸3D-CT検査は、内視鏡の代わりにチューブを10cmほど肛門から挿入し、炭酸ガスで大腸を拡張させてCT撮影を行う検査方法です。撮影した画像を3Dで解析し、大腸ポリープや大腸がんを発見します。
大腸3D-CTの特徴
-
メリット
- 大量の下剤を飲む必要がない
- わずかなチューブの挿入で検査ができる
- 麻酔を使用しないので、検査後車の運転も可能
- 腸管外臓器も同時にチェックできる
-
デメリット
- わずかな医療被ばくを伴う
- 平坦な病変や5mm以下のポリープは見つけにくい
- 組織の生検やポリープ切除などの処置は行えない
大腸3D-CT・異常(疾病)発見率
所見あり
41.6%所見なし
58.4%※「所見あり」は、憩室発見率、ポリープ発見率、癌発見率の総計
※東京国際クリニック2014年1月~2019年8月末までの、大腸3D-CT受診者データを集計
検査の特徴
専門医が担当
大腸がんの精密検査は、大腸内視鏡検査が多数を占めています。そのため、大腸CT検査のように、CT画像を元に大腸をバーチャルに再現する技術、そしてそれを正確に読み取ることができる医師は、まだまだ不足しているのが現状です。しかし、当院では患者様の負担を減らすため、早くから大腸CT検査を採用しています。
身体への負担が少ない
一般的な大腸内視鏡検査は、直径11~13mm程度の内視鏡を肛門から2m近く挿入して大腸を観察します。それに対し、大腸CT検査は直径5~10mmのチューブを10cmほど挿入し、炭酸ガスを注入して大腸を拡張させ、CT撮影を行います。炭酸ガスは空気の150倍以上の速さで身体に吸収され、検査後の不快感はほとんどありませんし、大量な下剤や麻酔も不要です。検査時間も約10分とスピーディに行えます。
医療用被ばくを
従来の50~75%減CT検査には少なからず医療X線被ばくをともないますが、当院では、世界最高レベルの線量低減技術「AIDR 3D」を採用しています。これにより、従来の線量の50~75%の超低線量を実現するとともに、タギング法という前処置法を採用することで、低被ばくでありながら高画質の撮影が可能です。

※海外居住者の外国籍の方は、料金が異なりますのでお問い合わせください。
