メディカルコラムMEDICAL COLUMN
東京国際クリニック / 歯科 副院長
東京歯科大学卒業。東京歯科大学千葉病院総合診療科や千葉県歯科医院勤務を経て2011年より当院勤務。審美歯科治療の真のゴールとして「正しく機能する持続的な美しさ」を総合的なアプローチで追求している。
ホワイトニングをご存じですか?
6月4日は「虫歯予防デー」として1928年から実施していましたが、2013年より、6月4日~10日までが「歯と口の健康週間」ということになりました。さて、夏の代表的なシーンを思い浮かべると、やはり海岸の紺碧の空と白い入道雲。そして笑顔に輝く白い歯ですね。そこで今回はホワイトニングについてご紹介したいと思います。
今ホワイトニングは、新社会人になられる方の採用面接用やブライダルでの需要が大変高く、若者からご年配の方々まで人気の歯の審美歯科治療です。東京国際クリニック/歯科では年齢とともに歯が黄ばんできた方の治療的なホワイトニングが約8割、新成人やブライダルのためのホワイトニングは約2割という比率で、男性女性を問わず人気があります。また最近は、会社経営をされている方にホワイトニングを希望される方が増えています。会議や公の場などでも、笑顔や白い歯は相手に若さ、知性、清潔感などの好印象を与えることができます。
なぜ歯は黄ばんでくるのか
歯の構造を見ると、象牙質と呼ばれる歯の内部とエナメル質と呼ばれる歯の表面を覆う一番外側の部分に大きく分けることができます。エナメル質はガラスのような構造をしており、内部の象牙質の色が透けて見えるため、歯の色は象牙質の色の影響を受けます。
さらに歯の色は個人差が大きくあり、遺伝的に子供の頃からややグレーがかった歯の色をしている方や元々クリーム系のような歯の色の方もいます。その本来の色に加えて、長い間の食生活や喫煙習慣などからくる汚れや加齢でどうしても歯の表面・内面に色がついてしまいます。特に黄ばみがつきやすいタバコ以外にも、赤ワインやカレーなど、色の濃い飲食物による色素沈着なども歯が黄ばむ要因として挙げられます。
ホワイトニングとはどのような施術?
当クリニックの「プレミアムホワイトニング」を例にご紹介しましょう。このプランは下記3つがセットになっています。
①デンタルクリーニング(60分)1回分
②オフィスホワイトニング3回分
③ホームホワイトニング(ジェル)
3ヶ月分に相当
歯科医院で行うオフィスホワイトニング治療とご自宅で行うマウスピースを用いたホームホワイトニング治療を組み合わせたお得なセットプランです。ホームホワイトニングでは加齢などで黄ばんでしまった内部の象牙質をきれいにし、次いでオフィスホワイトニングで外部のエナメル質を白く透明にするという治療です。ホーム、そしてオフィスの両方を組み合わせることで、より効果が期待でき、白さが持続します。
当クリニックでは、はじめに患者様の食生活習慣や喫煙状態、歯の色のお悩み、ホワイトニングで得られる白さのご要望などを歯科衛生士が伺います。ホワイトニングをされてから歯科治療を行うことを希望される方もいらっしゃいますので、患者様の口腔内の状態に応じて、ホワイトニングの進め方などをご説明します。色というのは同じ白でも微妙にトーンが異なります。ホワイトニングで得られる歯の白さのトーンを最初にしっかり伺って施術を進めることが成功の秘訣と言えます。
オフィスホワイトニングの施術後12~24時間くらいは喫煙、赤ワイン、カレーなどの飲食は避けてください。また、採用面接や結婚式が迫っていて、3ヶ月では間に合わないと言われる方には、1回のみの施術を行うことも可能ですが、1回の施術ではどうしても完璧な白にはなりません。
当クリニックならではのホワイトニング施術
一般の歯科医院では既成のホワイトニング薬液が使用されていますが、当クリニックでは院内で調合したオリジナルのホワイトニング薬液を使用します。白くなりやすく、しみにくいのが特徴です。また、スタッフは日本審美歯科学会が認定するホワイトニングの専門知識と技術を証明するホワイトニングコーディネーターの認定資格を有する歯科衛生士が施術を担当します。
施術後は半年に1度ケアのための受診を
加齢に伴って歯の象牙質は肥厚してきます。さらに施術後時間が経つと、その間の飲食や喫煙などで歯の黄ばみが戻ることもあります。半年に1度は受診していただき歯科医院によるケアをお勧めしています。
笑顔が活きるアクティブな夏こそ、審美歯科治療も行える当クリニックでホワイトニングをお試しください。特に男性の方にも是非お勧めします。