Tokyo International Clinic

メディカルコラムMEDICAL COLUMN

峯岸 祐之 東京国際クリニック / 形成外科  毛髪治療 美容外科
メディカルコラム vol.35
肩こりや腰痛に効果があるプラセンタ注射(トリガー注射)
峯岸 祐之東京国際クリニック / 形成外科 毛髪治療 美容外科

更年期障害や肝機能障害の改善に使われているプラセンタ療法

プラセンタとは「胎盤」という意味で、プラセンタ療法は人の胎盤からとったエキスを薬剤として更年期障害、肝機能障害の改善治療、美容や健康維持などに使用するものです。使用するプラセンタは厚生労働省が認可している安全性の高い薬剤で、このような治療では皮下・筋肉注射として以前から使われていました。
プラセンタは免疫賦活作用や疲労回復、美肌効果などの様々な効果効能をもっており、その中に抗炎症作用があることも知られています。そこで肩こりや腰痛などの治療にも使用されるようになりました。

肩こり・腰痛のメカニズムを知る

筋肉が凝ってくると、筋肉に必要な栄養素や酸素が行き届かず、筋肉の栄養不足状態になります。さらに血管が圧迫されて血流が悪化し、筋肉中に乳酸などの疲労物質が溜まることによって炎症が引き起こされます。
小さい頃はあまり肩こり・腰痛などを訴えることは少ないのですが、加齢とともに長時間のデスクワークやストレス、慢性的な運動不足などから肩はパンパンに張り、腰はずんと重くなって重症化していきがちです。
肩こりや腰痛がなかなか治りにくいのは、肩や腰では骨格と筋肉、血管、神経が互いに影響し合っているからです。さらに、肩こりや腰痛は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など他の重大な疾患にもつながる身体からのサインと言われます。
肩こりに関しては、四十肩、五十肩などの症状と一般の肩こり(本態性肩こり)とは異なりますので、当クリニックでは問診でじっくりと受診者様のお話を伺い、肩関節の可動域のテストなどをしながら治療法を探っていきます。腰痛についても、ぎっくり腰は一般の腰痛とは治療法が異なってきますので鑑別診断には問診や検査が重要になります。

トリガー(引き金)ポイントとは・・・

トリガー注射療法は、肩こりや腰痛のトリガー(引き金)となる部位(トリガーポイント)にプラセンタを注射することで凝りや痛みの改善を図ろうとするものです。トリガーポイントは、単に圧迫することで痛みを感じる点(圧痛点)ではなく、その点を圧迫することで他の部位に関連痛を引き起こすポイント(発痛点)で東洋医学での「ツボ」に近いものです。
従来、肩こりや腰痛の治療にはステロイド薬のトリガー注射も行なわれてきましたが、今回、当クリニックでは、プラセンタのトリガー注射も選択肢の一つとして採用し、受診者様の特質に合わせて選択することが可能となりました。
プラセンタのトリガー注射の治療回数の目安は、1~2週間に1回程度注射をすると、肩こりや腰痛軽減が持続すると言われています。
日頃、過剰なストレス、激務で肩こりや腰痛が気になる方は、ぜひ1度当クリニックのプラセンタ・トリガー注射をお試しください。

この療法の注意点

なお、このお薬は生物学的製剤という分類に入りますので、輸血と同等の扱いとなり、治療には同意書が必要となります。また、治療後は献血ができなくなりますので、予めその点はご留意ください。詳細は当クリニックにお問い合わせください。

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